友田鉄工が独自の発想で完成させたダイヤモンドビット。
「REDシリーズ」の切れ味が、掘削の革新を実現します。
ダイヤモンドビットの革新へ着手
技術は、日進月歩。ボーリング(地質調査)業界においても、機材の高性能・高精度化が常に求められ、技術も日々進化しています。従来のダイヤモンドビットにも、様々なトラブルがありました。
友田鉄工は、その課題を解決するために立ち上がりました。既存の製品に満足することなく、常にお客さまの視点に立ち、真に必要とされる製品を創り、お届けする。そう信じる私たちは、メーカーと連携し、次世代のダイヤモンドビットの共同開発に着手したのです。
斬新なアイデア、こだわりのデザイン
ビットの切れ味を向上させたり、耐久性を高めるため、ダイヤモンドをバランス良く配合し、新たな発想と工夫を加えることで、地質の硬さに合わせた理想通りの切れ味を実現しました。
また、ビットのデザインにも、独自の視点で工夫を凝らしていきました。楕円型の溝に変えることで、通水性を向上させたのです。ここに水が滞りなく流れることで製品本体の耐久性を飛躍的に高めました。
そして、製品ボディのカラーは、地元広島を象徴するこだわりの赤に。この色についても、何度も試作を重ね、イメージ通りの鮮やかなレッドカラーで彩りました。
TOMOTAの誇り、「REDシリーズ」誕生
開発期間中、社長の友田健伸は何度もメーカーと連絡を取り合い、時には関東の工場へ直接出向き、意見を交わしながら、試行錯誤を重ねました。あくまでも自社オリジナルのアイデアにこだわり、新たなデザイン、これまでになかったボーリング(地質調査)用機材を追求していったのです。
しかし、性能ばかりではありません。せっかく創っても、お客さまに使い続けていただかなければ意味がない。この信念により、新開発した製品にも関わらず、低コストで提供することにしたのです。
こうして苦労の末に完成した、画期的なダイヤモンドビット「REDシリーズ」。まさに、友田鉄工の発想力、たゆみない職人魂が結実した製品です。仕上がった製品を手にした瞬間、「これなら大丈夫」と確信を得ました。赤く輝くダイヤモンドビットが、友田鉄工の揺るぎない誇りと自信を物語っています。